森智宏おすすめの株式インデックス投資について解説!
こんにちは!森智宏です!
将来のお金の事を不安に思っている人は多いかと思います。私、森智宏もその一人で、毎月一定額をコツコツと貯金しているんですが、それだけではなくて資産運用をする事によってお金を増やしていけないかなと思ったのが、投資の勉強を始めたきっかけです。
今回は、私が続けている投資信託、全世界株式インデックスについてお話していこうと思います。(あくまでも森智宏個人の感想です)
全世界株へ投資する時にまず知っておくこと
全世界株式インデックスファンドとは、日本や海外の先進国、そして新興国の株式に分散投資をおこなう投資方法で、中長期的に見て投資を行っていきたい人向けのものです。有名な全世界株式 インデックスファンドを例に挙げてみました。
【全世界株式 インデックスファンドの例】
こういったインデックスファンドから好きなものを選び、投資をしていきます。
注目するベンチマークを知っておこう
全世界株式に投資する時には、ベンチマークとする指数の違いを知っておいた方が良いです。例えば、上で紹介した4つのインデックスファンドでは、以下のふたつのベンチマークを指数としています。
■FTSEグローバル・オールキャップインデックス(円換算ベース)
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド
- 楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)
■MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)
- eMAXIS Slim全世界株式オールカントリー
- Smart-i Select 全世界株式インデックス
ベンチマークを知る事によって、自分が投資するお金がどの国のどの企業に、どれだけ投資されているかがわかります。それぞれ構成銘柄数が違うので、投資額の分散率も変わります。
また、このふたつのベンチマークは、どちらも日本を含む全世界の株式を対象にしていますが、日本が対象に入っていないベンチマークを指数としているインデックスファンドもあります。
株式投資初心者で、全世界の株をバランスよく買いたいと考えている方は「日本株を含む」ものを選ぶのが個人的にはおすすめです。
全世界株式に投資するメリットは?
ひとつの国に集中して株式を投資していた場合、その国の株式が下落してしまった際に大きなダメージを受けてしまいますよね。全世界株式は、そういった場合のリスク分散という意味では少し安心できると思います。
デメリットと言えば、全世界株式は文字通り「全世界」なので、新興国など現時点では成長率が低いと言える国の株式も含まれていることです。ざっくり言うと、この成長率の低い株式がある事によって米国株や先進国のみの株に比べるとリターンが低くなってしまうんですよね。
米国株?全世界株?結局どちらがいいの?
米国株と全世界株、購入するならどっちが良いの?という疑問を持つ人は多いです。結論、私は全世界株式を選んだのですが、判断の材料は以下の2つ。
- 現状、米国株が落ち込むと全世界株も落ち込む
- でも、この先ずっとアメリカがトップであり続けるとは限らない
- であれば、アメリカ一点集中より全世界に投資した方が良いのでは?
多くの株式指数が「時価総額加重平均法」を採用しているため、全世界株へ投資しても分配の多くはアメリカ企業に流れます。アメリカの「GAFAM」……すなわち、Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの5社のことですが、世界で最も影響力の高い5社の比重はとても大きいです。なので、現状アメリカの株式が落ち込んだ場合、全世界株の方もダメージは受けます。
それなら利回りの高い米国株式にした方が良いのではないか?と考える人は、それも良いと思います。ただ、今後中国などアジア系の企業の成長もかなり見込めますし、中長期的に投資していくという事なら、5年先、10年先を見てもずっとアメリカがトップに居続けるとも限りません。
アメリカ以外の企業が強くなった時、その転換期を見極められる人は熟練の投資家でもそういないでしょう。それであれば、最初から全世界に投資をしておいた方が、僕らみたいな初心者には安心というわけです。
まとめ
今回は、全世界株式インデックスについて要点をかいつまんでお話しました。
全世界株式インデックスは日本や海外の先進国、新興国の株式に分散投資を行うので、「日本だけ」「アメリカだけ」の株式に投資するよりも落ち込んだ場合のリスクが少なく済みますし、もしも今後アメリカ以外の企業が急成長した場合も慌てず放っておくことができるからです。初心者が中長期的に株式を保有するなら、無理なくゆっくり見守れる方が安心かと思います。(あくまでも森智宏個人の感想です)
ただ、全世界株式インデックスは今のところ米国株式よりリターンが少ないというデメリットもあるので、どのリスクを取るのか自分でしっかり判断して資産運用をしていきましょう。